4.冒頭のお客様の優先順位は?

 

水路確保の点からみると、10個の区分のうち、

区分A、B、Cが重要そうでした。

そして、収益力の点からみると、

区分A、C、Dが重要そうでした。

 

 

そうすると、必要そうなものは、

最初が、区分A・C(第1Gr)。

その次が、区分B・D(第2Gr)。

最後が残りの区分(第3Gr)。

となりそうです。

 

 

5.優先順位の次は?

次に検討することは<時間軸>。

現在必要

近い将来必要

近い将来必要になるかも

このような形で分類してみると良いと思います。

 

 

冒頭の例では、

現在必要   :区分A・C(第1Gr)

近い将来必要 :区分B・D(第2Gr)

近い将来必要になるかも:残りの区分(第3Gr)

となりそうです。

 

 

あとは、出願のタイミングとして、

最初の出願として、

第1Grだけて行うのか?

第2Grまで含めるか?

ここは事業計画よって変わる部分です。

 

 

6.コスパのよい商標登録のためには何が必要?

いずれにしても、

商標登録のコストパフォーマンスを検討する場合には、

ビジネスモデルや事業計画を念頭に置きながら

出願計画を立てておきたいところです。

 

 

 

ということで、コスパのよい商標登録は・・・

7.まとめ:コスパの良い商標登録

 

1 区分数を多くするメリット

独占使用の範囲が広くなる。

自社の水路が確保される。

2 区分数を多くするデメリット

費用がかかる。

場合によっては、不使用による商標登録取消の対象にも。

3 コスパの良い区分(商品や役務)の選び方

(1)水路確保

(2)収益力

(3)時間軸

といった観点で検討する。

前の2つについては、ビジネスモデルから検討する。

最後は、事業計画から検討する。

わからなければ、専門家に相談する。

 

 

何かの参考になれば幸いです。

 

 

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かめやま特許商標事務所

弁理士 亀山 夏樹