商標(マーク)の機能って何でしょうか?
質問を変えると、なぜ、商標(マーク)は表示するのでしょうか?
今回はこれについて考えてみたいと思います。

我が家のクリスマスイブでは、
丸鶏を購入して、家で丸焼きをつくる
これを、ここ10年くらい続けています。

今年も、いきつけの鶏肉屋さんへ。

丸鶏コーナへ到着!
ビニール袋に入った丸鶏が、ズラッ~と横一列に並ぶ。

「中くらいの丸鶏を1つください」

お肉屋のおじいちゃんが、
「これは地鶏だからおいしいよ~」

といいながら、ビニール袋に入った丸鶏を、包装袋に包もうとする・・・

包もうとするのですが・・・

「あぁぁ、これは地鶏だから・・・
このシールを貼らないとね・・・
地鶏なんだから貼らなきゃね~ ♪」

といいながら、こんなシールを貼り始める

こういうシール
去年は、なかったような気がする・・・

上を見ると・・・
このブランドの出荷証明書(賞状みたいなものです)が・・・
(こっちは、去年もあったような・・・)

確かに・・・
このシールがなければ、

ビニール袋に入った丸鶏
肝心の中身・・・
単なる丸鶏

買った後は、どこの鶏かわからない。
袋から出したら、どこの鶏かわからない。
調理した後は、どこの鶏かわからない。
食べた後は、どこの鶏かわからない。

出荷証明書の名前まで覚えていない(苦笑)

ということは、
家で調理して食べてみて
おいしかった!と思っても・・・
またこの鶏を食べたいなぁ、と思っても
この鶏肉なんだっけ?

となり

結局、その肉屋さんに行くしかない。

つまり、
我々と養鶏場(で、良いのでしょうかね?)とは繋がらない。
お客様との窓口は、鶏肉屋さんが握ったまんま。

養鶏場は、お客様からの指名を受けられない。
お客様との窓口は、鶏肉屋さんが握ったまんま。

逆に

このシールさえあれば、
そのお肉屋に行かずとも、
 もっと近くのお店で購入
または、
 ネットで購入!
なんてこともできるかもしれない。

 

帰り道、
地鶏を担ぎながら、こんなことを考えていました。

 

その後、
半日かけて、クリスマスディナーの準備!

肝心のお肉は、
やわらかく、とてつもなくジューシー

当然ながら、
来年もまたこのお肉が食べたいね!
と話になるわけですが・・・

こんなときに
このシールを手掛かりに購入しなきゃ!
となるわけです。

そして、この瞬間・・・
お客様の意識は
お肉屋さんの店舗名から、
この鶏ブランドの名前へと移るわけです。

このシールを目印にして移るわけです。

この目印の機能、これが商標の機能だったりします。

 

何かのご参考になれば幸いです。

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かめやま特許商標事務所

弁理士 亀山 夏樹