先日の特許の問い合わせ。

 

引き合いのある商材に搭載したい新機能が話題となりました。

 

新機能の部分が特許でプロテクトできそうか?

 

というご相談。

 

よくよく伺うと、新機能はまだまだアイデアレベル。

 

試作は、これから設計する段階。

 

 

実際の構造がある程度決まってこないと、

 

特許が取れる取れないはコメントできないものの、

 

特許の事前準備について簡単にレクチャー。

 

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今回の場合であれば

 

市場Xであれば、仕様Aが 商材の選択として強く働きそう・・・

 

市場Yであれば、仕様Bが 商材の選択として強く働きそう・・・

 

つまり、

 

仕様A

仕様B

 

が商材の競争力に起因しそう。

 

 

あとは、どの市場を選択し、収益をどう設計するか?

 

といったあたりが肝になりそうですね。

 

そして、競争力のための仕様(技術やデザイン)が決まった時に、

 

そのプロテクト方法(特許や意匠)について検討したほうが良いです。

 

とコメントしました。

 

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売れ筋にならないと、第三者も模倣はしません。

 

売れそうな筋がみえないと、第三者も模倣はしません。

 

なので、売れ筋、売れそうな筋を考えることを先にしたほうが良いです。