海外進出をお考えの企業様にとって、空の玄関口でもある成田や近隣の印西、八街などは営業上も利便性の高いエリアではないでしょうか。こちらでは、国内外から多くの人が流出入するエリアだからこそ考えたい、特許などの知的財産に関する情報セキュリティに注目しています。
営業秘密とは
営業秘密とは、特許出願前の企画・開発中の商品やサービスに関する情報や検証データ、顧客の個人情報が記載されたリストなど、企業秘密の中でも秘密管理性・有用性・非公知性を全て備えていると認められるものです。不正競争防止法によって保護され、情報を不正に取得・使用したり開示したりすることが禁止されています。営業秘密の漏洩を行うと、不正競争防止法に定められる「営業秘密侵害罪」に問われる可能性もあります。
秘密が漏れると
漏洩された取引先に大きなダメージを与えることとなります。また、漏洩させた企業の管理責任が問われるだけでなく、取引先企業や顧客からの信用を失くし、企業イメージやブランドが大きなダメージを受けることが考えられます。さらに、民事罰や刑事罰の対象にもなります。このように考えると、営業機密の漏えいは、社歴・規模を問わず、多くの企業様にとって無問題ではないでしょうか?
厳格な管理体制
営業秘密の漏洩を防ぐためには、管理する企業様にも厳格な管理体制が求められます。
具体的には、秘密である旨の表示、秘密情報へのアクセスに制限をかけること等といった、運用ルールの構築と維持が重要になります。